スラブローズ指板の1960年製カスタムテレキャスターが入荷しました。
テレキャスターのバリエーションモデルとして1959年に登場したカスタムテレキャスター。それまでフェンダーでは採用していなかったボディーバインディングの製作プロセスをマーチン社に教えを乞うて取り入れたという逸話が残っています。スラブ貼りのローズ指板ネックにアルダーボディーの組み合わせはアッシュボディーのテレキャスターとはまた異なるミドルレンジの充実したサウンドを持ち、非常に人気が高いモデルです。生産本数の少なさから極端に流通量が少なく、特にプリCBS期の個体は世界中のプレイヤー憧れのモデルとなっています。本機は過去にトップ面のみリフィニッシュされ、別のチューナーがマウントされた形跡がありますが、ボディのネックジョイント部やピックアップキャビティ内にはオリジナルの塗装が残り、フロント・リア共にオリジナルピックアップがマウントされております。ネックデイトは60年10月、ボディデイトは60年12月。POTは交換されております。ブリッジプレートに小さな穴が2か所開けられておりますが、実用面においては何ら問題ございません。サウンドは正にグレイトの一言!ボディが弾けるように鳴っており、スラブローズ指板、アルダーボディ、Pre CBS期のカスタムテレキャスターでしか味わえない破壊力抜群のサウンド!いくつかイシューがございますが、そのマイナス面を何ら感じさせないポテンシャルを持った強力な1本!近年製のホワイトトーレックスハードケースが付属致します。