Good Looking & Fat Sound !!! 1961年製 Gibson SG “Les Paul Model”が入荷しました。
1952年に誕生したレスポールモデル。発売から約9年の間に行われた様々なスペックチェンジを経て、Gibson社は1961年に軽量かつ演奏性を高めたニューデザインへとモデルチェンジを行います。そうして誕生したのが名機SGモデル！レスポール氏とのエンドース契約の関係で1963年途中まではトラスロッドカバーに「Les Paul」の文字が入っており、この時期の個体は「SG Les Paul」とも呼ばれています。本機はモデルチェンジ初年度にあたる1961年製、ボディーのチェリーレッドの退色こそ見られるものの、ウェザーチェックがビッシリと入った貫禄のルックス！ありがちなネックジョイント部のリペア等、木部にダメージのない高ポイントの個体です。ペグがリプロダクションの2コブクルーソンに、ABR-1ブリッジはリテイナー付きのやや後年のものに、またブリッジのサムホイールがフラットなタイプに交換されております。またピックアップは過去に剥がれてしまった為か、PAFのリプロダクションデカールにて修復済み。2基ともショートマグネットを搭載したこの年代のもので、貴重なニッケルカバーもオリジナル。特筆すべきはやはりこの時期の個体ならではのサウンドで、薄いマホガニー単板ボディーとは思えない力のある太いサウンド！ドライブさせた際のミドルレンジの充実度は強烈で「フラット＆ワイド」と呼ばれるネックシェイプも相まって弾き手のインスピレーションをかき立ててくれるワンダフルトーン！もちろんウェイトも3.37kgと軽量で、貴重なSG用ブラウンケースも付属します。上記のイシューこそあるものの、もはや説得力しか感じないトーンに酔いしれること請け合いの1本、お見逃しなく！
