Powerful resonance !! 1943年製 Gibson J-45が入荷しました。
未だGibsonの広告でも見かける有名な謳い文句、”Only a Gibson Is Good Enough”のデカールがヘッドストックにあしらわれていたことに由来し、「バナーロゴ」の呼称で知られる戦中期のGibsonギター。第二次世界大戦の始まりと共に、Gibson社において楽器製造に携わったのは女性が中心でした。その時期のGibsonファクトリーにスポットを当てた書籍、「Kalamazoo Gals」や、全編バナーロゴ期のGibsonギターで録音されたLauren Sheehanの「The Light Still Burns」などもリリースされ、約80年を経た今もそのサウンドに加え様々なマテリアルの組み合わせが存在するユニークさも相まって、世界中のファンの心を捉えて離しません。本機はFONナンバーから1943年製のJ-45。テーパーヘッドのマホガニーネック(ノントラスロッド)、スプルーストップ、サイド&バックはマホガニー。ピックガードはファイアーストライプ柄!Golden Ageのペグに交換済で、トップやバックにクラックリペアが施され、リフィニッシュされていますが、流石はバナーロゴ期のJ-45、サウンド面においてスポイルされた点を感じさせないほどの爆鳴り!音量のみならずスキャロップ期のふくよかさを持ったサウンドは正に唯一無二と言える説得力のあるサウンド。ネックコンディションも良く、弦高は6弦が約2.2mm、1弦が約1.5mmほどで弾きやすくセットアップされております。近年流通量も少なく、高騰著しいバナーロゴのJ-45。お見逃しなく!ややオーバーサイズですが、こちらも貴重なグリーンインナーのGibsonブラウンケース、オリジナルペグ付属。