豪快な鳴りを楽しめる1本！1969年製 Gibson J-50が入荷しました。
1942年に登場したJ-45のナチュラルカラーバージョンとして1947年にラインアップに加わったJ-50モデル。「ワークホース」と呼ばれるJ-45とは対照的に、James Taylorなどのシンガーソングライターに愛用者が多いモデルでもあります。本機は1969年製のJ-50。スプルーストップ、マホガニーサイドバック、ローズウッド指板・ブリッジの仕様で、ブリッジはこの時期の標準仕様であるアジャスタブルブリッジとなっています。ノーマルサドルのブリッジと比較し、サステインは少ないものの、豊かな箱鳴りとGibsonらしいジャキっとしたストロークサウンドが持ち味の1本。この年を境にブレイシングがダブルXブレイシングとなり、ボディーシェイプも変更され、サウンドキャラクターも大幅に変化するため、ナローネック・オリジナルスロープショルダーシェイプの最終期として人気の高い年式でもあります。過去にネックリセット歴があり、トップ1弦側のボディサイド部にクラックが見られますが、裏側がボディーリムの位置にあたり特に問題は見受けられません。また、モデル名がスタンプされていた部分のバックセンターブレイス部が補修された形跡があり、過去にピックアップの取り付け跡があります。現在エンドピンはコンバージョンピンをセット。ブリッジ下のトップにややふくらみが見られますが実用において何ら問題はなく、弦高も低くセットアップ可能です。前述の通りいくつか変更点等は見られるもの、本機の持ち味はズバリそのサウンド！非常にラウドに鳴っており、爽快なストロークサウンドは格別なものがあります。フィンガーピッキングでもバランスの良いトーンで、相場よりお安めプライスで良いサウンドのJ-45、J-50をお探しのワガママな貴方にオススメの1本！近年のGibson製ハードケースが付属致します。
